ALOHA ! Heavenly Place

大好きなハワイとHalekulani(ハレクラニ)のDiaryです。 Halekulani no ka 'oi

Sunday, May 15, 2005

ハレクラニからERへ

今回のハワイ行きでは、到着早々同行していた父親が急に体調を崩し、救急車を呼ぶことになってしまいました。救急車に同乗するのも初めてのことですし、ましてやER(Emergency Room)などテレビの番組で観るくらいのもので、実感さえ湧きませんでした。ハレクラニは父親の調子が悪いと訴えたら、すぐさま日本語の話せるスタッフが同行して、酸素吸入器を持って駆けつけてくれました。いつも私たちを世話してくれる中村セツさんも話を聞きつけてとんできてくれるなど、本当にスタッフの皆さんには迷惑かけました。それこそドラマさながらの救急隊員が部屋に6名来てくれ、簡単な問診をした後、ストレッチャー(キャスターの着いたタンカー)に父親を乗せて玄関に待機している救急車に乗り込みました。

救急車は発車すると適当な所で車を停めて、車内で点滴(ルートを取る、又は静脈確保と言います)を行いました。日本では最近になってようやく、救急隊がある程度の処置をすることが許可されました。以前は緊急時にもっとも大切な気道確保のための気管内挿管さえ許されず、簡単なエア・ウェイしか使うことができませんでした。まして点滴などもっての他です。この点アメリカは日本よりずっと進んでいます。はっきり言って、アメリカでは死ななくて済むところが、日本では死んでしまうかもしれないと言うことです。点滴の静脈確保(針が血管に入った)が終わると、"GO ! " の合図のもと、救急車はけたたましくサイレンを鳴らし、ジャマな車はクラクションを鳴らして退かせ、渋滞している所では反対車線であろうがお構いなしに走っていきます。搬送された病院はワイキキから少し離れたワードセンター近く、South King St.沿いのSTRAUB HOSPITALのERでした・・・・。  つづく

2 Comments:

At 11:57 PM, Anonymous Anonymous said...

今ではご無事だったと知っているからこそ落ち着いて記事を読むことができますが、その場に居たら平常心ではいられないことでしょう。

旅先は日本で元気にされている方でも、ちょっとした違い(緊張・食べ物・飲み物・水)で思いがけなく体調を崩したり、病気になったりする方が多いんですよね。

お父様はもう次の旅を楽しみにされているとのこと。本当に良かったです。

また、続編もお待ちしております。

 
At 10:43 PM, Blogger aloha said...

hanaさん、こんばんは。ご心配頂きありがとうございます。

本当にわがままな「じじぃ」で困ったものです。
今回も
「オレは、死んでもイイからハワイに行きたい」
「これが最後かもしれないので連れていってくれ」
「途中で変になっても、飛行機は引き返さなくてイイ」
「死んだら、灰はワイキキに撒いてくれ」
で、結果はこうなったわけです・・・・・泣

元気になったら、とっちめてやろうと思って、ブログに忘れないように記録しているんです・・・。

 

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