パイナップルの思い出

初めてハワイに行ったとき、恥ずかしながら、パイナップルを買って帰りました。ハワイの土産と言えば、ハワイアンホストのチョコレートかパイナップルくらいだと思っていたからです。それはよく熟した、いい香りの甘いパイナップルでしたので、それを思い出し、ノースショアの帰り道、ドールパイナップル・プランテーションに立ち寄って、２個入りの箱を買いました。同乗の友人が冷ややかな目で見ていたのをよそ目に、重たい箱を抱えて日本に持ち帰りました。いまどきパイナップルを買って帰る観光客はいないらしく、空港でも私くらいのものでした。でも恥ずかしくたって、モノホンだし！本人が食べたいんだから・・・・。ただねぇ、日本に帰った直後、近所のスーパーでSALE! ドールのパイナップル一個３６０円！を見つけたときは、愕然としました。友人曰く、だから言ったじゃない、そんなの今ではちっとも珍しくもなんにもないって。僕は思いましたね、聞いてねぇ〜よ、そんなの！嘲笑の眼差しを浴びせただけでしょうが・・・。
昔、大学の学食に、ハワイアン・ハンバーグなんてものががありました。まぁどうということもなく、ただハンバーグの上に小さなソテーしたパイナップルが乗っていただけなのですが、変に印象深く思い出されます、ちょっと高級そうでよく食べました。ハワイに対するイメージの貧弱さが伺えますわ、まったく。